I will write the next post in English and Japanese.
今日は「化粧水のHow」
【まとめ】
肌の乾燥対策に化粧水を作ってみた。
(あくまで個人で実験的につくってみたものなので、このレシピで化粧水を作成・使用することはお勧めしません。)
【はじめに】
≪化粧水をつくるに至るまでのストーリー≫
≪化粧水をつくるに至るまでのストーリー≫
急に寒くなり今年初めての暖房をつけたところ・・・顔の乾燥がひどくてヒリヒリする!
そうだ化粧水や乳液を使ってみよう!
※日本人女性は肌の乾燥対策に化粧水と乳液を使うそうです。
※日本人女性は肌の乾燥対策に化粧水と乳液を使うそうです。
しかし、(乳液は偶然もらいものがあるものの)家には化粧水が無い。
化粧水を購入しようと調べてみると、どうもアメリカには日本にあるような化粧水が売られていないようだ。(Facial Tonerという洗って落とすものしか売られていない。こちらの人は肌の乾燥対策には乳液のみ使うらしい。)
無いのならば、作るしかないかな・・・?
≪化粧水について調べる≫
そもそも化粧水と乳液の役割はなんだろう?
・化粧水と乳液の役割
http://www.skincare-univ.com/article/000141/
http://www.skincare-univ.com/article/000141/
簡単にまとめると、化粧水は「水分補給」、乳液は「水分の蒸発を防ぐ」役割を持つ化粧品のようだ。
日本には美容液というものもあるそうだが、これは美白など肌の乾燥を防ぐ以外の効果を期待して作られているもののようなので、今回は無視する。
一般的な化粧水の成分を調べてみた。
大雑把に分類すると、
1.化粧水ののびを良くする成分
2.保湿効果のある成分(アミノ酸・オリゴ糖等)
3.pH調整剤
4.防腐剤
の4つのようだ。
それぞれの配合割合は公開されていることが少ないが、手作りしている方の情報によると
1.に関しては5%、2.に関しては1%含まれていれば十分のようだ。(残りは精製水。)
http://matome.naver.jp/odai/2130737935749878101
≪手作り化粧水の材料を選ぶ≫
長期間使い続けるわけではないので、4.以外の3つを配合すればよいと考えた。
それぞれの成分は手に入りやすさ(良くいく店に置いてあるか否か、価格の安さ等)を基準に選んだ。
1.グリセリン(177mlで6ドル、薬局で購入)
2.アロエ(たまたま家にあった、葉1枚2ドル)
3.なし(90%以上が水であること、アロエ抽出液は通常肌と同じ弱酸性であることから、pH調整は必要ないと考えた)
≪どうやってきいているの?≫
「保湿効果」というが、アミノ酸やオリゴ糖はどうやって保湿に関与しているのだろう?
説明してくれているWEBサイトがありました。
http://www.kao.com/jp/skincare/structure_03.html
http://www.moltolice.co.jp/page050.html
http://skin.cute.bz/skin3.html
http://www.skincare-univ.com/article/000003/
なるほど、アミノ酸などは角質細胞の細胞間にあるNMF (Natural Moisturizing Factor: 天然保湿因子)となるらしい。
なんだかNMFって発生生物学で出てきそうな因子の名前!(笑)
【化粧水をつくる】
精製水とグリセリン(それぞれ写真左・右)、アロエ抽出液を用意。
アロエ抽出液はアロエの果肉のみをさっと煮沸(殺菌)し、こしたもの。
それらを水:グリセリン:アロエ抽出液=94:5:1程度の割合で混ぜた。
【使ってみた】
今まで化粧水をほとんど使ったことがないため(笑)比較はできないが、この化粧水と持っていた乳液を塗って数時間は乾燥が気にならなかったので、目的は達成できたのではないだろうか。
肌に炎症がおこることもなかったので良かった。
肌に炎症がおこることもなかったので良かった。
【おわりに】
手作り化粧水の材料費は500mlで3ドル弱。
こちらで売られているFacial Tonerの平均的価格(当社調べ)は200mlほどで約10ドル。日本の化粧水は・・・ものによって値段にかなり差があるようだがAmazon等のランキングを参考にすると500mlあたり1000円弱というところでしょうか。
これらと比較して安く作れたと思う。
石鹸やシャンプーなども自分でつくれるのでは・・・?
時間や手間とのたたかいになりそうだが、楽しそうなので次回以降試してみたい。
≪注意事項≫
・アロエの使用
アロエが肌に合わない方がいらっしゃるようです。もしも実験なさる場合はこのことを念頭に置いてください。
・この化粧水について
あくまで個人で実験的につくってみたものなので、このレシピで化粧水を作成・使用することはお勧めしません。
【謝辞】
上記掲載のWEBサイト。
こんなにも沢山化粧水を手作りしている方がいるなんて驚きです・・・!
こんなにも沢山化粧水を手作りしている方がいるなんて驚きです・・・!
いかがでしたか?